ログハウス

ログハウスとは?


■ログハウス = 丸太組構法(校倉造り)
日本では、1300年前に作られた校倉造りの正倉院が有名ですが、国内に海外のログハウスがはじめて輸入されたのは昭和40年代だそうです。
現在、日本で建てられている住宅の多くは、住んでみて、物足りなさ、味気なさを感じている人が多いと思います。「ログハウス」は木の香り、木のぬくもりが最大の魅力です。人々が生活の中に安らぎや癒しを求める時代に自然素材ならではの質感と、現代工法にも決して劣らぬ居住性を両立する「ログハウス」は注目を集めています。

ログハウスの特長
■快適な住み心地~夏は涼しく、冬暖かい
木は断熱性に優れ、熱伝導率が低いという独自の性質があるため、快適な住まい作りに適しています。
いかに木が高い断熱性を持つかは、冬になると氷点下30度といった厳しい寒さの続く北欧で、ログハウスが長い歴史を持つことからも十分納得がいくことでしょう。
このように、木の持つ断熱性と低熱伝導率性とにより、ログハウスは夏涼しく、冬暖かい快適な住まい作りに適しています。

■木は自然のエアコンディショナー~湿度調節機能
ログハウスの主要素材である木は、空気が湿ってくると湿気を吸収して膨らみ、隙間をピッタリと密閉してしまい外部からの湿気をシャットアウトします。逆に室内が乾燥してくると、木に含まれる水分を発散させ、適度な湿度を保ちます。
さらに、木は湿度変化が緩やかな上に、吸湿性があるため、結露を引き起こしにくくなっています。
木が呼吸することにより快適な生活空間を生み出すことができるのです。

■体にやさしく、良い肌触り
木は適度な弾力性と硬さがあるため、コンクリートの素材などに比べるとやさしい質感を与えます。
また、その樹木独特の香りは、気持ちを安定させたり、疲労回復を助けたりと人にとっても良い影響を与え、森林浴と同様の効果をもたらします。
さらに、木には光を乱反射させ和らげる効果や、生活の中で発生する不快音を吸収し残響時間を短くする効果もあり、目や耳にも優しいのです。遮音性だけではなく、その優れた音響効果により、ログハウスはレコーディングスタジオとして使用されることもあります。

■不燃性と耐久性
意外なことに、木は不燃性に対しても優れています。太い木の場合、表面が燃えても木自らが炭化膜を形成するため、中まで燃焼することはありません。
さらに、木は古くなればなるほど耐久性も増す特長を持ち、堅牢性にも優れています。(現に、世界最古の木造建築として知られている法隆寺は1300年の歴史を持ちます) 鉄やコンクリートなどの他の素材と比べてはるかに軽く、同一質量あたりの強度は数倍にもなります。

ログハウスの種類
ひとくちに「ログハウス」といっても、その素材である木の製材の仕方やデザインなどにより、いくつかの種類があります。(画像をクリックするとそれぞれの施工例を御覧いただけます)

 

■ハンドカット施工例

建物の壁面を、手作業ならではのぬくもりを感じる丸太で組んで迫力満点に仕上げたものです。一般に皆さんが「ログハウス」と聞いて思い浮かべるのはこのタイプではないでしょうか?

■マシンカット施工例

木を一定のサイズに製材して作ります。ハンドカットほどの手づくり感は味わえませんが、木の魅力はそのままに一般住宅と同様の住まい方が可能です。

■ポストアンドビーム

丸太を利用した柱と梁で構成されていますが、壁面は一般的在来工法と同様にすることで、一般住宅に丸太の魅力を取り入れたつくりです。

防火性能ログハウス

 

岩手県初!防火性能ログハウス 国土交通大臣認定取得
土塗壁同等防火性能丸太組工法(外壁)

ログ壁で土塗壁と同等の難燃性が認められました

これまではログハウスに住みたいという方でも、建設地条件により思いどおりに建てることができませんでした。しかし、オザワモクザイではこの度、日本国内のほとんどの地域でのログハウスの建築が可能になりました。
従来、市街地(建築基準法22条・23条地域)でのログハウスの建築が制限されていましたが、各種実験によりログハウスのような径の太い木材を外壁に使用して、仮に燃えたとしても表面に炭化膜ができて、それ以上火が中に入り込みにくくなるという防火・防災上安全であるという事が証明され、この度防火性能ログハウスの国土交通大臣認定を取得しました。
ログ壁が耐火性能の面で土塗壁と同じ程度の難燃性のあることが認められたのです。
これにより、暮らしや趣味に合わせた余裕のある建物の配置が可能になりました。
今まで市街地や敷地が狭い等によりログハウスの建築をあきらめていた方、どうぞお気軽に御連絡下さい。